でんちはさいぶんりかいしゅうライン/でんちせつだんき

使用済み電池に残留する電気を放出した後、電池を細断、破砕、粉砕し、セパレーター、外装および正負極の破片を分離します。正負極板は粉砕、風力選別を経て、銅とアルミニウムの混合金属粒子を分離回収することで、使用済み電池の全価値化回収を実現します。使用済み電池から回収して再利用できる成分は非常に多く、その中には金属コバルトが約 15%、銅が 14%、鉄が 25%、アルミニウムが 4.7%、リチウムが 0....

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使用済み電池に残留する電気を放出した後、電池を細断、破砕、粉砕し、セパレーター、外装および正負極の破片を分離します。正負極板は粉砕、風力選別を経て、銅とアルミニウムの混合金属粒子を分離回収することで、使用済み電池の全価値化回収を実現します。

使用済み電池から回収して再利用できる成分は非常に多く、その中には金属コバルトが約 15%、銅が 14%、鉄が 25%、アルミニウムが 4.7%、リチウムが 0.1%含まれています。これらの金属は一次資源に属し、回収価値が高いです。電池粉砕機の補機設備は、原料を粗粉砕機で 10mm 以下に粉砕した後、微粒子粉砕機に送って剥離粉砕を行い、続いて微粉分級機に入れて分離処理を行います。尾灰は後段のサイクロン分離器とパルス集塵機で回収されます。

全回収工程は工業自動化を実現しており、回収効率が高く、処理能力も強力です。毎時の処理能力は 500kg、年間処理能力は 5000 トンで、廃電池中の有価成分の回収率は 90%以上に達しています。


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