らせんみぞのおうだんめんけいじょうせっけいアール

螺旋溝の横断面形状を設計・選択する際には、給鉱(きゅうこう)の粒度(りゅうど)に基づいて適切な断面を選定すべきである。選別粒度(せんべつりゅうど)が粗い物料(ぶっりょう)を処理する場合、螺旋溝断面上の水流(すいりゅう)は厚くする必要があり、これにより粗粒(そしりゅう)の脈石(みゃくせき)は厚層水流(あつそうすいりゅう)の作用(さよう)で比較的速い速度で螺旋溝に沿って下方(かほう)へ移動(いどう)する。この過程(かてい)において、慣性遠心力(かんせいえんしんりょく)の作用により粗粒の脈石は螺旋溝の外側(そとがわ)へ移動し、同時(どうじ)に上層(じょうそう)の水流も外側へ流動(りゅうどう)し、脈石粒子(みゃくせきりゅうし)が螺旋溝の外側へ移動することを促進(そくしん)する。一方、重鉱物(じゅうこうぶつ)は螺旋溝の内側(うちがわ)を移動するため、軽鉱物(けいこうぶつ)と重鉱物が螺旋溝の横断面上で分帯(ぶんたい)を形成(けいせい)する。断面が比較的凹(へこ)んだ螺旋溝を採用(さいよう)すると、より厚い水流を得ることができ、粗粒物料の選別要求(せんべつようきゅう)を満たすことができる。選別粒度が細かい物料を処理する場合は、螺旋溝の断面が緩やか(ゆるやか)であることが要求される。


2mm 以下(マイナス 2 ミリメートル)の粗粒物料には、楕円形(だえんけい)または放物線形(ほうぶつせんけい)の横断面を持つ螺旋溝を使用するのが適している。研究によれば、楕円形横断面の長軸(ちょうじく)と短軸(たんじく)の比は 2 であり、長軸の長さ(ながさ)は螺旋溝直径(ちょっけい)の約 2/3 で、且つ長軸を水平(すいへい)に配置(はいち)する。この断面形状の螺旋溝は粗粒物料に対する選別効果(せんべつこうか)が良好(りょうこう)である。また、複合楕円断面(ふくごうだえんだんめん)の螺旋溝を用いて粗粒物料を選別する場合にも、良好な選別効果を得ることができる。


国外(こくがい)では、断面形状が自上而下(じょうじか)で変化する螺旋溝も開発(かいはつ)・生産(せいさん)されている。この種(しゅ)の螺旋溝は海岸砂鉱(かいがんさこう)などの物料の選別に使用され、効果が良好である。スライム(すらいむ:鉱泥)を選別する場合は、断面が立方放物線(りっぽうほうぶつせん)形状の螺旋溜槽(らせんりゅうそう)を採用すると、良好な選別指標(せんべつしひょう)を得ることができる。


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