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#ぎょうかい じょうほう ·2025-09-19
鉱物重力選別分野において、雲錫揺動テーブルは優れた運転性能を備えていることから、多くの鉱山企業にとって信頼できる補助機器となっています。この揺動テーブルは、粒径 0.02~2mm の錫、タングステン、鉛、ビスマス、チタン、マンガン、タンタル、ニオブ、金など、各種非鉄金属鉱物、鉄鉱物及び希土類鉱物の処理に広く適用されています。多数の鉱山での生産試験により検証されたところ、雲錫揺動テーブルは動作が安定し、鉱物選別効率が高く、運転がスムーズで、騒音レベルが低く、且つ使用とメンテナンスが容易であるという特徴を持ち、業界で広く認知されています。
構造面から見ると、雲錫揺動テーブルは主に 3 つの部分で構成されています:作業台、駆動機構(揺動テーブルヘッド)及びスライド装置です。作業台にはテーブルフレーム、鉱石供給樋その他の部品が含まれ、スライド装置上に設置され、駆動機構に設けられた作業台フックを介してスライド装置と接続されています。揺動テーブルヘッドの駆動により、作業台は往復運動を行い、鉱物の選別を実現します。駆動機構では、偏心軸によって偏心ローラーが駆動され、その偏心ローラーがさらに揺動レバーを押し出し、T 字型ヘッドボルト(接続スタッド)を往復運動させます。その潤滑軸受は ZQSN5-5-5 素材のすべり軸受で、騒音が少ないだけでなく、回転も非常に柔軟です。スライド装置のハンドルを操作することで、傾斜受け台を調整でき、鉱物選別の要求に応じて作業台の傾斜角度を調整することが可能です。
鉱物選別時の異なる粒径及び濃度の要求に応えるため、雲錫揺動テーブルでは複数の作業台オプションが提供されています。作業台の外形寸法は 6-S 型揺動テーブルの作業台と類似しており、長手方向に複数の連続した傾斜角度を有し、3 種類に分類されています:粗砂用作業台、細砂用作業台及び溝付き作業台(泥質鉱物用)です。
技術パラメータ面では、雲錫揺動テーブルの主な仕様は以下の通りです:作業台寸法-4500×1850×500mm、装置全体寸法-5454×1825×1242mm、調整可能ストローク範囲-8~22mm、搭載モーター-Y90L-6(出力 1.5kW)、装置総重量-800kg です。異なる種類の作業台は技術性能にそれぞれ特徴があります。粗砂用作業台のストロークは 16~22mm、ストローク回数は 240~290 回 / 分、総水消費量は 190m³/ 装置 / 日、処理能力は 30 トン / 装置 / 日です;細砂用作業台のストロークは 10~16mm、ストローク回数は 300~320 回 / 分、総水消費量は 80m³/ 装置 / 日、処理能力は 8 トン / 装置 / 日です;溝付き作業台のストロークは 10~16mm、ストローク回数は 330~340 回 / 分、総水消費量は 50m³/ 装置 / 日、処理能力は 5 トン / 装置 / 日です。
雲錫揺動テーブルのメリットは非常に明確です。その駆動機構の運動には明確な非対称性があり、差動調整範囲が広いため、異なる供給粒径及び選別要求に良好に適応できます。特に横方向の傾斜角度が小さい場合、細粒鉱物(特に泥質鉱物)の処理に適しています。作業台の耐摩耗層には、生漆、漆パテ、ガラス繊維強化プラスチック(FRP)又はポリウレタンが使用されています。粗砂用作業台には台形のリブが敷設され、細砂用作業台には鋸歯状のリブが敷設され、泥質鉱物用作業台には三角形の溝が形成されています。この設計により、作業台の平面性を確保するだけでなく、優れた耐摩耗性、堅牢性、耐久性及び変形防止性を実現し、且つ局部補修も容易に行えます。さらに、駆動機構の構造は動作が信頼でき、摩耗しやすい部品が少なく、オイル漏れもないため、国内で最も広く使用されている揺動テーブルの一つとなっています。業界における効率的で環境に配慮した鉱物選別装置の需要が増加する中、雲錫揺動テーブルは今後も鉱物重力選別分野で重要な役割を果たし、鉱山企業の生産性及び経済効率の向上を支援していきます。
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